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April 29, 2004

プッチーニ「ラ・ボエーム」

演出・指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏:ミラノスカラ座管弦楽団&合唱団
ミミ:ミレッラ・フレーニ
ムゼッタ:アドリアーネ・マルティーノ
ロドルフォ:ジャンニ・ライモンディ
マルチェルロ:ローランド・パネライ 1967年

作曲者もオペラのタイトルもとても有名なのに、観ていない作品がまだまだたくさんある。この「ラ・ボエーム」もそのうちの1つだろう。プッチーニの代表作に数えられる。
ストーリーは、パリの屋根裏で過ごす芸術家のたまごたちの切なくも心は豊かな・・物語。今はお金がないけれど、夢だけは大きく!という未来のアーティストばかり。そういう意味ではこの作品を演じる歌手たちは、どちらかと言うと若い声楽家がぴったりなのかもしれない。フレーニが出ているこの版は若い演奏家はあまり多くなかったが、ゆりかもめさんが先日若い演奏家バージョンを貸してくださった。そちらを観るのも、楽しみである♪

個人的なこだわりとしては、せっかくパリの話なのでイタリア語ではなくぜひフランス語版を聞いてみたい! 日本でも海外の作品を「邦訳」して上演することがあるのだから、フランスでもそういうことしていないかなぁ。

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April 27, 2004

ヴェルディ「ナブッコ」

ナブッコ:レナート・ブルゾン
アビガイッレ:シルヴィ・ヴァレル
ザッカーリア:フェルッチョ・フルラネット
イズマエーレ:ナッツァレーノ・アンティノーリ
フェネーナ:グローリア・スカルキ
指揮:ダニエル・オ-レン 演出:ウーゴ・デ・アナ
2000年アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団

初めてタイトルを聞いた時、「それって東北弁?」と思ったのは私だけだろうか。ちなみに秋田では、「いぶりがっこ」という漬物がある。
ナブッコとは、旧約聖書に登場するネブカドネザル王のことだった。
そう言えばあの「シンデレラ」は、イタリア語ではチェネレントラになるんだっけ。
「ドン・ファン」が「ドン・ジョヴァンニ」になったり、国が変わると発音や響きが変わるのって面白いなぁ。

ナブッコを観るのは、これで3作目。1作目はそれこそ東北弁との区別もつかないような時に、たまたま両親宅のBS放送で入ったオーストリア歌劇場のものだった。これがまた、シンプルなのに演出が素晴らしくてとても感動をした。旧約時代のユダヤの民が、まるで第2次大戦下ホロコーストの悲劇に遭ったユダヤ人たちのように衣装や雰囲気が重ねられている。豪華なのはナブッコと奴隷の間に生まれたアビガイッレだけで、王であるナブッコ(レオ・ヌッチ)はスーツ姿! まったく予備知識なしに観たのだが、有名な「黄金の翼に乗せて」のシーンと曲には深く感銘を受けた。素晴らしいものは、やはり有無を言わさずにすごい。それそのものの強い説得力がある!

2作目はゆりかもめさんの貸してくださったパリ・オペラ座のライヴ作品。あまり映像の映りはよくないのだが、それでも正式な商品だったし、「ナブッコ」はあまり日本では商品として売られていないらしい。旧約やユダヤの民というのが、日本人向けではないのかな? ミルンズさまがナブッコ役の、全体に絢爛豪華な衣装や演出だった。

そして3作目のヴェローナでの野外ステージ。これまた別の意味ですごかった! 演奏は文句なしに素晴らしいのだが、衣装と演出がかなり特異だ。たとえて言えば、聖飢魔Ⅱか市川猿之助?(たとえになっているのかな・・) 
非常に濃いメイクで、オリジナルの顔がわからないほど。日本の能か歌舞伎の影響を受けていると思ったのは、偶然なのだろうか。

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April 18, 2004

ヴェルディ「アイーダ」

アイーダ:マリア・キアーラ
ラダメス:ルチアーノ・パヴァロッティ
アムネリス:ゲーナ・ディミトローヴァ
ロリン・マゼール指揮 ミラノ・スカラ座 1986年

初めて観た「アイーダ」は、ゆりかもめさんが貸してくださったドミンゴ主演のメトロポリタンの作品だった。ジャケットが豪華で、一大スペクタクル・・という雰囲気が伝わってきて、何故かすぐには観れなかった。エネルギーのある作品は、こちらも覚悟や元気がないと観れないこともある。しかしいざ観始めたら、キリスト教文化圏ではないエジプトやエチオピアの話が非常に面白かった。特に軍人ラダメスが出陣前の儀式の様子など、かなり神秘的に描かれていてあちらの世界にトリップしそうなほどだった。音楽では「凱旋のテーマ」など、金管曲でもおなじみのメロディックな旋律が多い。名作である。(参考サイトはこちらへ http://www1.linkclub.or.jp/~medaka34/aidabbdl.html)

スカパーではパヴァロッティ主演の「アイーダ」が入る。ミラノ・スカラ座公演のもの。メトロポリタンの作品と比較してみると、スカラの方が神秘的でウェットな雰囲気。やはりヨーロッパらしさなのだろうか。メトロポリタン(アメリカ)の演出は豪華で分かりやすく、色彩としてはゴールドを多用していたが、どちらも全く趣が違ったので楽しめた。

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April 16, 2004

オペラを観るとき

自宅でオペラを観るとき・・最近では、もっぱら疲れていて何もしたくない時/出来ない時が多いかもしれない。
ぼーっと映像を観ながら心と体をひとときヨーロッパやオペラの世界に身を任せる。昼間だったら、少し美味しいレギュラーコーヒーを入れて、夜だったらビールかワインを少しいただきながら・・。

とても安上がりで、そしてどこか豪華な私のささやかな楽しみ∽★
オペラの上映が終わったら、「さぁ、またがんばろう」と気合を入れてこの世の現実に戻っていくのだ。

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April 09, 2004

ヴェルディ「椿姫」

「椿姫」の作品を観るのは、これで3作目。
1本目はオペラの友人ゆりかもめさんが貸してくださったゲオルギュー、レオ・ヌッチ、指揮はショルティのもの。ゲオルギューが可憐で繊細なビオレッタを熱演。ショルティの晩年の指揮も素晴らしかった。
2本目はスカパー放映のヴェルディ100年祭の舞台で、ヴィオレッタ:ダリーナ・タコーヴァ、アルフレード:ジュゼッペ・サッバティーニだった。これは大道具が非常にイタリアらしく、赤い家具が印象的。演奏も全体にイタリア色が強く出ていて、熱演のほどが伝わってきた。

そして3本目がテレサ・ストラータスとドミンゴの共演、監督・脚本・美術がフランコ・ゼフィレッリ(1982年)の超豪華な映像版! ただひたすら豪華で、歌はもちろんのこと大道具も小道具も素晴らしい。
ストラータスは細身で小柄なのに、歌い始めるとかなり迫力がある。その点ではゲオルギューの方がはかない歌い方をしていたかもしれない。どちらも個性なので、それぞれに魅力的だ。

先日観た「カルメン」もゼフィレッリの演出だったが、過去の名作ではあの「ロミオとジュリエット」、聖フランチェスコを描いた「ブラザー・サン、シスター・ムーン」、エリザベス・テーラーの「じゃじゃ馬ならし」、最近は映画「永遠のマリア・カラス」でも知られている。まだ観ていないので、ぜひ観たい!!
彼はこの「椿姫」の後20年経って、新たに「椿姫」を手がける。
こちらも早く観てみたいなぁ。詳細はこちらのサイトへどうぞ。
http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=304230054
椿姫とヴェルディの話は、こちらのサイトへ。
http://www2.yamaha.co.jp/himekuri/view.html?ymd=19991010

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April 07, 2004

ビゼー「カルメン」

演出:フランコ・ゼッフィレッリ 1978年制作
演奏:カルロス・クライバー指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団・ウィーン少年合唱団
エレナ・オブラスツォワ(カルメン) プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)
ユーリ・マズロク(エスカミーリョ) イゾベル・ブキャナン(ミカエラ)

若き日のドミンゴ演ずるカルメンを観た。ドミンゴは30代なのに、見た目はあまり今と違いがないような・・(笑)。声はさすがに今よりもさらに艶があって若い印象を受ける。アグネス・バルツァ演ずるメトロポリタンの「カルメン」と比較すると、バルツァは体も小柄でアクティブな感じ。オブラスツォワは大人の魅力で、体型同様にどっしりとした声質のカルメン。バルツァ、カラス、オブラスツォワ・・とカルメンの演奏を聴くと、声質とそして「カルメン歌い」(とでも言えばよいのか・・)の特徴があるように思う。
ミカエラ役のブキャナンは清楚な女性を好演。グノーの「ファウスト」で、マルガレータを演じてもぴったりかも!
演出はゼッフィレッリ。その他の登場人物やバックで動く人々の動きがとても細かくて、そちらも感銘を受ける。映画監督ならではのこだわり?

「カルメン」の表現や演出は、もしかしたらその時代ごとに微妙に変わっているのかもしれない。
もちろんそれは他の作品や役柄でもそうなのだが、「カルメン」という女性をどう描くのかということは意識してもしなくても、その時代や手がける人々の「女性観」を如実に映し出す。
「おんな」が常に気になる私は、そんな観点からもカルメンを堪能した。

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April 03, 2004

プッチーニ「マノン・レスコー」

1997_Christmas_Vienna_large.jpg
http://www.placidodomingo.com/welcome.htmより

マノン:キリ・テ・カナワ  デ・グリュー:プラシド・ドミンゴ
ジェロント:フォーブズ・ロビンソン  レスコー:トーマス・アレン
指揮:ジュゼッペ・シノーポリ  演出:ゲッツ・フリードリヒ
演奏:コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団・合唱団
1983年コヴェントガーデン

この所スカパーで、ドミンゴ主演の作品が多く入る。
世界の3大テノールで知られている彼だが、最近になってようやく彼の素晴らしさを実感している。何本か彼が主演のオペラをスカパーで観たが、今まで観た中ではもしかしたらこの「マノン・レスコー」がもっとも彼にはマッチしているのかもしれない。地位も名誉もない若者が、ひたすら美しいマノンを愛しぬくとてもけな気な役柄だ。
スペイン出身の彼は、パヴァロッティの明るさ、そしてホセ・カレーラスの真摯な甘さとはまた一味違ってどこかウェットな役柄が似合うように思う。

オペラを観る時、特に自宅鑑賞の際はあまり予備知識なしに観ることが多い。それなりに解説書等も持ってはいるのだが、真っ白な状態で観るのが案外面白い。未知で無知なりに、気付くことがある。

「マノン・レスコー」もタイトルしか知らずに観たら・・幕が変わるごとにどんでん返しで、ただただびっくり。そして話としてはちょっとおかしかったり唐突なのに、プッチーニの曲が秀逸で、それらの違和感を音楽の素晴らしさが押してしまっている(これは『蝶々夫人』にも言えるかも・・)。

プッチーニ作のミサ曲があるのだが、2幕のシーンではそのパロディが挿入されていた! どちらが元なのかな?

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ココログ

最近、実によくオペラを観ている。
今や映画作品よりも頻繁に観るようになった。
もちろん劇場で見るわけではなく、もっぱらスカパー専用だが・・。

昨年「オペラ&シアターゴーイング」のコンテンツも作ったのだが
そちらへアップする前の日記というかメモを作りたいなぁと思って
このニフティのココログを思い出した。オペラのデータを記録したり調べたりリンクを探したり・・と、案外手間がかかるのだ。

ニフティの利用暦は結構になるが(5-6年??)、決して使用料が格段に安いわけではない。無料スペースが10MBから、先日ようやく20MBにアップ。でもローカル生活者には何かと便利だったので、(アクセスポイントが、ローカルでも多かった)今までずっとニフティを使ってきた。サービスもそれなりによいので、今までの所はこれで満足をしている。

最初の頃はどこのプロバイダもそうだったのだろうけれど、高かったなぁ。携帯電話も一時は固定料だけで9800円の時代があったが(さすがに、その頃は利用していません・・)一時はニフティも、通信だけでも5000円の時代があったように記憶している。

このココログは、ホームページを自分で作れない方にもいいみたい。
私は無料で30MBというのが気に入った! 画像のアップも出来るらしい。

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