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April 07, 2004

ビゼー「カルメン」

演出:フランコ・ゼッフィレッリ 1978年制作
演奏:カルロス・クライバー指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団・合唱団・ウィーン少年合唱団
エレナ・オブラスツォワ(カルメン) プラシド・ドミンゴ(ドン・ホセ)
ユーリ・マズロク(エスカミーリョ) イゾベル・ブキャナン(ミカエラ)

若き日のドミンゴ演ずるカルメンを観た。ドミンゴは30代なのに、見た目はあまり今と違いがないような・・(笑)。声はさすがに今よりもさらに艶があって若い印象を受ける。アグネス・バルツァ演ずるメトロポリタンの「カルメン」と比較すると、バルツァは体も小柄でアクティブな感じ。オブラスツォワは大人の魅力で、体型同様にどっしりとした声質のカルメン。バルツァ、カラス、オブラスツォワ・・とカルメンの演奏を聴くと、声質とそして「カルメン歌い」(とでも言えばよいのか・・)の特徴があるように思う。
ミカエラ役のブキャナンは清楚な女性を好演。グノーの「ファウスト」で、マルガレータを演じてもぴったりかも!
演出はゼッフィレッリ。その他の登場人物やバックで動く人々の動きがとても細かくて、そちらも感銘を受ける。映画監督ならではのこだわり?

「カルメン」の表現や演出は、もしかしたらその時代ごとに微妙に変わっているのかもしれない。
もちろんそれは他の作品や役柄でもそうなのだが、「カルメン」という女性をどう描くのかということは意識してもしなくても、その時代や手がける人々の「女性観」を如実に映し出す。
「おんな」が常に気になる私は、そんな観点からもカルメンを堪能した。

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