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April 27, 2004

ヴェルディ「ナブッコ」

ナブッコ:レナート・ブルゾン
アビガイッレ:シルヴィ・ヴァレル
ザッカーリア:フェルッチョ・フルラネット
イズマエーレ:ナッツァレーノ・アンティノーリ
フェネーナ:グローリア・スカルキ
指揮:ダニエル・オ-レン 演出:ウーゴ・デ・アナ
2000年アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団&合唱団

初めてタイトルを聞いた時、「それって東北弁?」と思ったのは私だけだろうか。ちなみに秋田では、「いぶりがっこ」という漬物がある。
ナブッコとは、旧約聖書に登場するネブカドネザル王のことだった。
そう言えばあの「シンデレラ」は、イタリア語ではチェネレントラになるんだっけ。
「ドン・ファン」が「ドン・ジョヴァンニ」になったり、国が変わると発音や響きが変わるのって面白いなぁ。

ナブッコを観るのは、これで3作目。1作目はそれこそ東北弁との区別もつかないような時に、たまたま両親宅のBS放送で入ったオーストリア歌劇場のものだった。これがまた、シンプルなのに演出が素晴らしくてとても感動をした。旧約時代のユダヤの民が、まるで第2次大戦下ホロコーストの悲劇に遭ったユダヤ人たちのように衣装や雰囲気が重ねられている。豪華なのはナブッコと奴隷の間に生まれたアビガイッレだけで、王であるナブッコ(レオ・ヌッチ)はスーツ姿! まったく予備知識なしに観たのだが、有名な「黄金の翼に乗せて」のシーンと曲には深く感銘を受けた。素晴らしいものは、やはり有無を言わさずにすごい。それそのものの強い説得力がある!

2作目はゆりかもめさんの貸してくださったパリ・オペラ座のライヴ作品。あまり映像の映りはよくないのだが、それでも正式な商品だったし、「ナブッコ」はあまり日本では商品として売られていないらしい。旧約やユダヤの民というのが、日本人向けではないのかな? ミルンズさまがナブッコ役の、全体に絢爛豪華な衣装や演出だった。

そして3作目のヴェローナでの野外ステージ。これまた別の意味ですごかった! 演奏は文句なしに素晴らしいのだが、衣装と演出がかなり特異だ。たとえて言えば、聖飢魔Ⅱか市川猿之助?(たとえになっているのかな・・) 
非常に濃いメイクで、オリジナルの顔がわからないほど。日本の能か歌舞伎の影響を受けていると思ったのは、偶然なのだろうか。

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