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September 06, 2005

ワーグナー「ローエングリン」

wagner
非常勤の仕事が始まるまで、ほんの少し時間があるこの頃です。9/25のコンサート準備モードに入りつつ、たまりまくっているオペラの鑑賞が捗ります! お庭の手入れをしながら、疲れたらオペラを眺めています。
昨日と今日で、ワーグナーの「ローエングリン」を見終えました。実はワーグナーのオペラ作品、全部を観たのは初めてかもしれません・・。何せ作品が長い! 大体4時間前後ですから、普通の作品の1.5~2倍。それにヒトラーとの関連や反ユダヤ主義のことなども個人的には大変ひっかかっていて、作品自体の魅力は感じつつもなかなか全編を観ることは出来なかったのでした。

ローエングリンは、きっとどなたでもご存知のあの曲があります。そう・・結婚行進曲の「婚礼の合唱」です! よく知られていることですがこの曲は実はとても俗っぽくて(教会音楽ではない)、しかもオペラの結末は悲劇なので本当は結婚式ではあまりふさわしくないのですよね。

以前もドイツのオペラ劇場の同作品を録画したのですが、それはちらちらと必要なシーンを流して観たぐらいでした。今回は東京シティフィルオーケストラル公演(手前にオケ=オケピとは違う。奥に舞台)で、前に「神々の黄昏」も同じオケで録画したように思います。→まだ未視聴 
ソリストは全て日本人でしたが、なかなか堪能できました。でもワーグナー作品の歌手って、何故かびっぐばでぃが多いような・・気のせいなのでしょうか!? 主役のエルザを演じた緑川さんは美しいお顔でしたが、日本人としてはかなりふくよかな体型。ヨーロッパ人にも匹敵しそうです。r(^_^;) ローエングリンを演じた成田さんは身長があって素敵でした。ただ個人的には、この作品には声が明るいようにも感じましたが・・。
何と言っても主役の二人をしのいでいたのは、悪女オルトルートを演じていた小山由美さん。演技力も歌唱力も素晴らしい! 見終わった後に少し検索したら、ワーグナーゆかりのバイロイトにも出られているそうで実に納得です。ワーグナーの「ワルキューレ」で有名な「ワルキューレの騎行」がありますが(こちらの記事がちょっと笑えました)、まさにあのシーンにもぴったりの声質でした。あまりによかったので、彼女が出演される9/26の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」をふらふらと予約してしまいました。安い席ですけれど・・。

ワーグナー作品、4時間は長いかな・・と思ったのですが、そんなことはありませんでした。実に作品の完成度が高くて、まったく飽きることもなく集中して演奏を味わいました。台本も音楽もさすがによく構成されています。
ワーグナーは、やはり麻薬で媚薬!?

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