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October 26, 2009

真夏の夜の夢

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※2006年に書きましたが、未アップだったので掲載します♪

シェイクスピア原作、劇付随音楽ではメンデルスゾーンのものが最も知られていますが、英国バロック期のパーセルを始め複数の作曲家が作品化しています。

以前大学の講義で「結婚式の音楽」がテーマの時、今日録画したソフィ・マルソーやケヴィン・クラインが出ている版を紹介しながら見せたのですが、その時は吹き替えしかレンタルショップでは置いてありませんでした。今回は初めて字幕で観ました。

再鑑賞して驚いたのはメンデルスゾーンの有名どころはもちろん、ずいぶんオペラの曲が採用されているのです! これはまだオペラファンではなかった以前はあまり気づかなかったことです。ヴェルディの「椿姫」から『乾杯の歌』、マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲、ドニゼッティの「愛の妙薬」などなど。

シェイクスピアは、やはり台詞が美しいですね。俳優人もどこかそれを意識した美しい発音になっています。声楽家波多野睦美さんのゼミや彼女の清涼感あふれる英語の発音を想い出しました。
妖精の女王タイタニアは大変美しく、役柄にぴったり。英国人が大好きだという妖精の世界もファンタジックに描かれています。

1999年の映画ですが、舞台はシェイクスピアの時代ではなくて19世紀イタリア。19世紀の衣装が魅惑的です。

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October 23, 2009

永遠のマリア・カラス

Callasforever

永遠のマリア・カラス (DVD) 2005
フランコ・ゼフィレッリ
ファニー・アルダン, ファニー・アルダン, ジェレミー・アイアンズ, ジョーン・プローライト

※2005年に書いたものですが、未アップだったので載せますね♪

以前から観たい映画でした。
前はカラスの歌声の魅力について、正直よく分かっていなかったのだと思います。そうたくさんは聞いていないけれど、取り立てて私の耳を引く演奏ではありませんでした。

カラスへの理解度が増したのは、映画「フィラデルフィア」を観てからです。ゲイの主人公トム・ハンクスが発病に苦悩するまさにそのシーンで、カラスの歌声がかかります。それが、何と主人公の痛みとマッチしていたことでしょう!
カラスの歌声は、非常に人間的な熱いメッセージを持っていたのでした・・。

全盲の歌手アンドレア・ボチェッリの歌声も、もしかしたらどこかカラスの歌声とリンクする点があるのかもしれません。彼の声は美声というよりはとても個性的で、そして人間らしい魅力を秘めているように思います。

この映画はカラスと親しくしていたゼッフィレッリが、カラスへの追悼も込めて作成したもの。フィクションもノンフィクションも織り交ぜられているそうです。
ゼッフィレッリはオペラの演出も数多く手がけ、また映画も格調高く美しい作品が多いです。「じゃじゃ馬ならし」「ロミオとジュリエット」「ブラザー・サン、シスター・ムーン」(聖フランチェスコを描いたもの)などなど。

カラスを演ずるファニー・アルダンは、顔が特にカラスに似ているわけではないのに、時にものすごくカラスらしさが醸し出されていてはっとさせられました。ディーバの雰囲気を堂々と演じています。
プロモーター役のジェレミー・アイアンズは、先日観た「Mバタフライ」もなかなかよかったですが、本作品ではゲイとして描かれています。不思議な魅力を持つ俳優です。

公式サイト http://www.gaga.ne.jp/callas/

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