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December 16, 2005

学生YMCA賛助会ニュースレターより

学生YMCAのMLより転載です。

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皆様 四ツ谷から横山です。
学生YMCA賛助会ニュースレターと関田寛雄氏講演記録集「聖書から聴く 平和へのメッセージ」を各大学、会員の皆様、都市YMCAなどに9日に送付いたしました。

さっそくに、会費やWSCF支援指定募金、オリーブの木キャンペーンに続々とご協力を賜り心より感謝申し上げます。

またこのメーリングリストでも、本文記事をご紹介してまいります。今回の巻頭言は、日本キリスト教協議会総幹事の山本俊正氏よりいただきました。ご紹介します。

賛助会ニュースレター、また関田寛雄氏の講演記録集をお求めの方、ご活用いただける方、ご連絡いただけましたらお送りいたします。また送付先などご紹介を頂けましたら幸いです。

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エキュメニカル運動の歴史とYMCA
山本 俊正(日本キリスト教協議会総幹事)

現代のエキュメニカル運動の起点は、1910年にスコットランド、エディンバラで開催された「世界宣教会議」(1910, World Missionary Conference)に求められる。この世界宣教協議会には世界各国より160のプロテスタント伝道協会から約1200名の代表が出席した。会議は10日間にわたり、その規模、内容からして歴史上、初めての国際宣教会議であった。討議の焦点及び主題は「いかに全世界を伝道できるか」に当てられ、会議の終了と同時に「全世界への伝道」の招きの使信がそれぞれ「キリスト教国における教会員」宛と「非キリスト教国におけるキリスト教会員」宛に分けて発せられた。
このキリスト教を伝道することにおける一致の招きは1921年に国際宣教協議会(International Missionary Council=IMC)の成立を導き、1961年にはWCCに合流して、WCC内に「世界宣教と伝道委員会」が設置される。エディンバラ会議以降、1925年にはストックホルムにて「生活と 実践に関する世界キリスト教会議」(1925,Universal Christian Conference on Life and Work)が 「教理は分裂をもたらすが、奉仕は一つにする」を標題として開催される。

また、1927年にはローザンヌにて「信仰と職制世界会議」(1927,World Conf.on Faith and Order)が開催される。以上のように、WCCの創立は1948年であるが、1910年に開催された「世界宣教会議」がもたらした「宣教」という視点、「生活と実践運動」が提起した「倫理」的課題への共通の取り組み、そして、「宣教」、「倫理」という実践的側面に加えて聖礼典や職務という伝統的教理の相違を越えての教会の「一致」をめざす「信仰と職制運動」の三つの潮流が機構的に合流されて現在のWCCの歩みが開始され、エキュメニカル運動が進められた。    
      
 一方、YMCAは、1844年、ロンドンに誕生後、1855年には赤十字社の創始者でもあるヘンリー・デュナンたちの尽力によりパリにて世界会議を開催し、パリ基準を採択する。パリ基準は「YMCAは聖書に従ってイエス・キリストをわが神、わが救い主として仰ぎ・・・彼の弟子でありたいと願う青年たちを一つにし・・・」と書かれており、キリスト教運動としてのYMCAのアイデンティティを明確にしている。このパリ基準を起点としてYMCAは世界大のキリスト教青年運動として拡大し発展を遂げる。同時にパリ基準は世界YWCA(1894)、WSCF(世界学生キリスト教連盟)(1895)、WCC(世界教会協議会)(1948)の創立理念にキリスト教青年運動の視点をもって寄与した。このようにYMCAはエキュメニカル運動(教会一致運動)の先駆者であった。

現在のエキュメニカル運動においてWCCの求心力は初期の時代に比べて相対的に低下したと言われる。まさに、いまこそYMCA、学生YMCAの出番ではないだろうか。

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