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September 15, 2006

WHAT’S UP NOW③ 九州大学YMCA100周年

WHAT’S UP NOW ③  九州大学YMCA100周年
九州大学YMCA 藤村 真琴

 九州大学YMCAは、昨年2005年をもって、設立100周年を迎えました。その歴史は、1905年に九州大学の前身である京都帝国大学福岡医科大学にYMCAが設立されたところから始まります。その後、九州帝国大学(現九州大学)が1911年に開学してからは、九州大学とともに歴史を歩んでまいりました。
 この100年の歴史を記念し、3月4日(土)には、九州大学Yのシニアで、現在もペシャワール会にて活躍されている中村哲氏を講師に招いて、100周年記念講演会を開催しました。当日は、九州大学YのみならずYMCAに連なるさまざまな方々が遠くは海外、東京、そして九州各地から多忙の中、福岡に来てくださいました。
 中村氏は、小柄でおっとりとした印象を与える方で、講演では、淡々とご自分のこれまでされてきたことを語ってくださいました。彼の視点からみたアフガニスタンやパキスタンの世界、そこで行ったハンセン病から始まる医療行為、井戸の掘削。淡々と語る様子から、中村氏の見る世界には、国境などなく、ただそこに困っている人があっただけなのだと伺えました。
 九州大学Yの100年の歴史の中、私自身が当会に関わった年月は5年を超えません。しかしながら、100年という歴史の中で大切に受け継いできたキリスト教の精神というものを幾度となく感じることができました。そして、中村氏の講演では、中村氏が同じキリスト教の精神に支えられ、突き動かされて今を生きていらっしゃるのではないか、ペシャワールにおける中村氏の偉業も、九州大学Yの歴史を培ってきた先輩方の偉業も、ともに同じ精神に根ざしているのではないか、そう思えました。
 九州大学Yは、その歴史の中で、会館学生寮を2度閉鎖し、2度再開することで今に至っています。100周年を迎えるにあたり、歴史の中でキリスト教の精神を守り、培ってこられた先輩方に深く感謝の意を表したいと思います。また、この精神をつなぎ育てていくために、九州大学Yと全国のYMCAが今後も盛会であり続けることを願いたいと思います。

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