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September 15, 2006

WHAT’S UP NOW① 学生YMCA賛助会西日本地区セミナー

WHAT’S UP NOW ①
学生YMCA賛助会西日本地区セミナー

『いま期待される学生YMCAのはたらき-キリスト教は学生の課題に応えられるか』をテーマに、3月25日、学生YMCA賛助会西日本地区セミナーを京都YMCAを会場に行ないました。
 まず最初に、昨年から学生YMCA設立の動きのある神戸女学院大学のチャプレン飯謙氏より開会礼拝があり、申命記30章11節~14節から「アガペーの愛による人間としての誇りの回復」についてメッセージをくださいました。
続いて、学生YMCAの使命を考えるときに、柱となる4つの視点から大学・学問の現場にて第一線でご活躍の方々からご発題を頂きました。
 「キリスト教」の視点から片柳榮一氏(京都大学教授・京都大学Y理事長)は「宗教は個人の自発性を生かすもの、『お前はこの人生で何をなすのか』と問うもの」であり、「個人を超えるものがいきなり根本に強制力をもつ『国家』となる日本社会」において「社会の質を変えるボランタリーアソシエーションの一つとして教会、YMCA・YWCAは社会の中で課題を担うという自覚があるだろうか」と問題提起。「大学」の視点から中道基夫氏(関西学院大学神学部助教授・同大学Y顧問)はマンモス化した大学では「誰かと何かをする時間」「面倒くさい人間関係の場所」こそが必要であり、小さな群れであってもまず「場(天地創造のように神様はまず「場所」を作られる)」を作ること、一方で「大学」の枠組みを超えた全国・世界的なつながりが学Yの魅力であることを語られました。「学生」の視点から新堀真之氏(元共働スタッフ・同志社大学神学部)は最初に、「学生」と一くくりにするのではなく、その多様性を踏まえることが肝要であると述べ、「何者かにならないプレッシャーにさらされる学生たち」の現状において、「人と話す・人の話を聴く」こと、そして現場に出向くことを通して「自分のあり方が強烈に問われる体験」をし「自分がどこに立つか」という「答えのない歩み」に踏み出すことが学生YMCAであると話されました。「YMCA」の視点から福田奈里子氏(学生部委員・活水女子大学YWシニア)は学生YMCAを通して出会ったアジアの現実と小さくされた人々の存在、聖書からの学びと社会を変える力を持つ学生・青年の可能性について語り、「聖書を通して自分の生き方を問い、原点探しをする」学生YMCAのあり方と、YMCAの多様な働きに触れ、「都市YMCAで求められるクリスチャンリーダーシップなど、ぜひ卒業後もYMCAの広がりの中で学Yのリーダーシップを発揮して欲しい」と語りました。(司会に岩野祐介氏・京大シニア)
 その後、フロアを含めたディスカッションの中では、藤森元氏(元学生部主事)や島田恒氏(神戸大学YMCAOB)など先輩方から、「学生のニーズとキリスト教の可能性の一致点をどうつかむか」「現役学生が主役になれる『居場所』の創造」、「(かつての否定媒介のように)自己、大学、社会を厳しく批判的に捉えることができているか」という意見も出され、世代、関わりを越えて学生YMCAへの情熱を分かち合うときとなりました。
 また、インドスタディキャンプに参加した松本敬史氏(京大Y)、深渡歩氏(関学Y)から帰国直後の声を聴き、有住航氏(関西地区共働スタッフ)からは現在の関西地区学生YMCAの状況について報告がり、六甲聖書研究や関西主事宅聖書研究へのOBGの参加も呼びかけられました。
 会場を提供くださった京都YMCAからは西岡博司スタッフより協働してYMCAのミッション実現の道を歩みたいとのメッセージ、最後に山川一郎学生部委員長より、今回の議論を結論づけず、継続した話し合いを行うこと、学生YMCA賛助会はそのような「生きた場」であり多くの方に協力を頂きたいとのご挨拶がありました。(文責:事務局)

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