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October 31, 2013

リレーメッセージ No.3 --->>学Y125周年に寄せて

◇◆◇◆--------------------------------------------<2013.10.28>
◆◇  リレーメッセージ No.3 --->>学Y125周年に寄せて
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学生YMCA125周年に寄せて、学Yにつながるみなさんからの
熱いメッセージを、不定期でお届けします。
各地の学Yに育てられた私たちの仲間の声、どうぞお楽しみください。

▼平井祐美子さん(梅光女学院大学シニア・元協力主事)より

 『いつもどんな時も心地よい「居場所」』

 学生YMCAに関わっていた頃を思い出すと、何故か気恥ずかしくてなりません。本当に必死にのめり込んでいた自分がおかしいやら懐かしいやら。でも今思えば、学Yは私にとって、いつもどんな時も心地よい「居場所」であったように思います。たくさんの友人と出会わせてくれ、時に前へ前へと背中を押してくれたり、ある時は背中をさすってくれたり…そんな経験が今の仕事や暮らしの中で大切な決断をしなければならない時や、他者との対応に迫られる時に何故か助け船を出してくれるのです。そういう意味では「あの頃」を過去形では語れないのかも知れません。

 日本の学生YMCAも125周年。この時間を共に歩んで下さったキリストの栄光がますます讃えられますように。そして今この時にも労をとっておられるスタッフの皆様、そして何より学生YMCAを支えていて下さる若い皆様のご健闘をお祈りしています。明日は今日より、来年は今年より、もっともっといい日になるはずですから。

 私も負けずに張り切って、もう少し前に歩き出してみようかなと思う今日このごろです。

--->>次回は、春藤茂伸さん(九州大学YMCAシニア)です。11月1日ごろ発信予定。お楽しみに☆--->>

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October 26, 2013

リレーメッセージ No.2 --->>学Y125周年に寄せて

◇◆◇◆--------------------------------------------<2013.10.22>
◆◇  リレーメッセージ No.2 --->>学Y125周年に寄せて
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学生YMCA125周年に寄せて、学Yにつながるみなさんからの
熱いメッセージを、不定期でお届けします。
各地の学Yに育てられた私たちの仲間の声、どうぞお楽しみください。

▼落合道夫さん(九州大学YMCAシニア)より

「いま再び、現代の新たな寮の姿を模索する」

 学生YMCA125周年おめでとうございます。
 九州大学YMCA名島寮が1991年に再開されてから22年になります。再開当時、修士課程の1年生であった私が考えていたことを記して、学生YMCA125周年記念のはなむけとさせていただきたいと思います。

 九州大学YMCA名島寮は1958年に設立されましたが72年に一時閉鎖。その後、某企業の男子独身寮として利用されるために貸し出され、91年にYMCA寮として再開。以来、今日に至っています。
 九大Yに活動の拠点として寮が必要だと思ったのは、全国各地にある学Y寮を訪問してのことでした。特に同じ九州にある熊本大学YMCA花陵会、長崎大学YMCA浦山寮からは大いに刺激を受けました。そこには、濃密な人間関係のもと、ともに聖書を読み、語り合い、自己や社会の問題に積極的に取り組む姿がありました。それは名島寮のモデルとなったものであります。

 しかしさらに、再開された名島寮はその時代の新たな寮の姿を模索し、男女の区別なく入寮できるものとしました。大学院生も受け入れました。必ず留学生が在寮するようにしました。これらは当時の学Y寮にあって初めてのことではないですが、珍しいことでありました。名島寮が再開時に試みたことは、22年たった今、あたり前のことになっています。この試みは名島寮の基本理念「キリスト教信仰の内実を問いつつ、共同生活を通して、自己変革を志す」にあらわれており、この理念は現在の寮生にも受け継がれています。

 九州大学は現在、移転が進行中です。名島寮も移転を余儀なくされています。学生YMCAが125周年を記念するのは、これまでの歴史を振り返り新たな姿を模索してのことでしょう。
 新九州大学YMCA寮も再び、現代の新たな寮の姿を模索することで、そのうねりに参画していきたい。

---->>次回は、平井祐美子さん(梅光女学院大学シニア・元協力主事)です。10月28日頃を予定しています。お楽しみに☆--->>

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October 19, 2013

リレーメッセージ--->>学Y125周年に寄せて

◇◆◇◆--------------------------------------------<2013.10.17>
◆◇ リレーメッセージ--->>学Y125周年に寄せて
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学生YMCA125周年に寄せて、学Yにつながるみなさんからの
熱いメッセージを、不定期でお届けします。
各地の学Yに育てられた私たちの仲間の声、どうぞお楽しみください。

▼新林智子さん(元学生部委員・九州大学シニア)より

「なにが真実なのか、最も弱くされる人々は誰なのか-思考し、抗い続ける学Y」

私は九州の学Yでお世話になったものですが、2005~8年の3年間を青森で過ごしました。六ヶ所村にある核燃料サイクル工場が、アクティブ実験に進もうとするさなかでした。もし本格稼働するなら、放射性のガスを煙突から吐き出し、放射性物質を含んだ廃液を海に流すため、住民の健康被害や自然環境への汚染が懸念されていました。ガイガーカウンターで空間放射線量を測定したり、近隣の海や川、森や土、水や食物が汚染されていないか、定期的にサンプルを取った結果を、住民に知らされていました。多くの人は、そのデータをどう見たらいいかわからず、偉い人たちがちゃんとやってくれるだろうと見過ごします。事故を想定した避難訓練もありましたが、過疎で高齢化した地域では、避難所まで逃げて来れる人は一部です。どこか架空の物語に付き合わされているような感じでした。そんななか、本当にこんな危険な施設が必要なのか、絶対の安全なんてありえない…疑問を持つ人々の声はしっかりと存在したのですが、分断され、小さくされていました。

東京電力・福島第一原発の事故で、この架空の物語が現実となり、私は頭が燃えるようでした。そして福島県白河市におられる竹佐古真希・竹迫之夫妻のもとに押しかけました。現実に事故が起きた世界でどう生きて行ったらいいのか、誰とどのように繋がって、支え合ったらいいのか、とにかく一緒に考えさせてもらえないかという気持ちでした。土曜の夜という教会にとって大変な時に、「サタデーナイト・ニーバー」と苦笑しながら受け入れてくださり、おふたりやお仲間と、まさにその現場で語りあいました。そこで気づかされたのは、「想定外」という言葉が横行しましたが、青森の生活を考えると、事故が起これば大変なことになるなんて「わかっていたこと」だったのです。頭が燃える感じとは、世間が圧倒的な力で事態を矮小化するなかで、なにを真実として自分が捉えるのか、最も被害を受け弱くされる人々は誰なのか、思考し、抗い続けよという指令だったと思います。学Yで問われ続けた、世界の構造を見る力、その中で自分がどこに立って生きるのかを考える力が、試される時でした。おふたりには感謝してもしきれないほど、救われました。

なけなしの金で関西と福島を往復する私を見かねて、同盟の横山由利亜さんがカンパくださり、その後、正式な活動にのせるため応援してくれました。懐深い学Yのネットワークとペシャワール会のワーカーOBのつながりがコラボし、ふたつの動きに展開していきました。ひとつは、福島や宮城県南の子どもたちを集めて開催する「元気いっぱい琵琶湖キャンプ」です。学Yの学生さんに手伝いに来てもらい、吉村亜紀子さんや赤マムシさん、平井祐美子さん・文則さんを中心とした関西のシニア勢に多大な協力をいただいて、4回を数えました。二つ目は、関西の対人援助職の有志で、南相馬市での子どもの遊び場等に定期的に訪問し、子どもや保護者へのかかわりを手伝い、2年目に入りました。こちらは共働スタッフの鈴木一弘さんが、学Yの学生さんを引率し、同盟スタッフの森小百合さんのコーディネートのもと、粘り強く訪問してくださっています。これらの活動が、小さくされている声を拾い集め、仲間とつながり、事故による汚染の現実から目をそらさないで、思考し続ける機会になればと願っています。

---->>次回のリレーメッセージは、新林さんにご紹介いただいた落合道夫さん(九大Yシニア)です。お楽しみに☆--->>
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