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December 30, 2013

2014年インドスタディキャンプ募集のお知らせ

学生YMCAにつながるみなさま

日本YMCA同盟より森小百合です。
さて、学Yのインドスタディキャンプは、これまでに延べ133名の学生キャンパーを派遣し、今年で19回目を迎えます。
11月に行われた「学生YMCA125周年記念フォーラム」にも、
インドより現地受入れ責任者であるスレッシュ氏が来日され、
多くの過去キャンパーたちとともに、あたたかい再会の時を過ごしました。

インドへの旅は、テレビやインターネットでは知ることのできない、刺激的で貴重な出会いと学びの連続。。。
今年はどんな旅が私たちを待っていることでしょう。

本日、各学Y宛てに募集要項および申込書を送付しました。
ぜひ、所属学生YMCAの寮生・学生にご案内ください。
近日中には、日本YMCA同盟ホームページにも案内が掲載されます。
みなさんのご参加を心からお待ちしています。

***詳細はこちら***
【第19回学生YMCAインドスタディキャンプ】
日 程:2014年2月19日(水)~3月8日(土)
    ※1月25日もしくは26日に事前オリエンテーション(半日・東京)を行います(要出席)
    ※2月19日および3月8日は集合・解散日(東京泊)となります。
滞在先:〇アンブマナイボーイズホーム、セントボニファスアンバハム(タミルナドゥ州カニャクマリ)
     〇インドSCMハウス(カルナタカ州バンガロール)
参加費:210,000円
     ※ビザ取得費用・海外旅行傷害保険・予防接種代・国内移動費は含まれていません)
     ※燃料費高騰のため21万円を超える可能性もあります。
募集条件:
 ◯募集人数:6名前後(グループの構成上、書類選考有り)

 ◯学生YMCAおよびYMCAの活動に関わり、所属

   YMCA責任者の推薦を受けられる方(推薦文必須)

◯プログラムの趣旨・目的を理解し、プログラム前

  後の準備や報告書作成など積極的に協力できる方。

◯グループ行動ができる協調性があり、異文化社会

 での生活(食べ物・気候・移動)に順応性がある方。

◯英語のコミュニケーション(日常会話)が可能な方。

◯未成年者は保護者の同意が必要になります。

〇予防接種が必要となります。

申込方法・募集締切:2014年1月6日(月)必着
 「第19回学生YMCAインドスタディキャンプ参加申込書」にご記入の上、パスポートのコピーを同封し、下記事務局までお送りください。

※パスポートを未収得/取得中の場合は、その旨ご連絡ください。

※なお、最少実施人数(5名)を満たさない場合や、国際情勢等の影響等で中止となる可能性もあります。ご了承ください。

【お申込・お問合せ先】
日本YMCA同盟 学生YMCA
横山由利亜・森小百合
Tel:03-5367-6640
Email:info@ymcajapan.org

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December 03, 2013

「共に希望を探す交わりを」


「共に希望を探す交わりを」

 これまでも十日町教会の新井純牧師と共に被災地巡回訪問を重ねてきましたが、今回は11月18~20日、福島県を中心にお訪ねしました。(会津放射能情報センター、川谷教会・川谷保育園、白河教会、原町教会・原町聖愛保育園、東北教区被災者支援センターエマオ、仙台北教会・東北ヘルプ、日本聖公会若松諸聖徒教会)。
 
 中でも印象に残ったのは、二つの保育園で伺ったお話です。
 
 川谷保育園で印象的だったのは、各家庭の経済状況が選択肢に大きな影を落としているという指摘です。一人の稼ぎで子育てができる収入があれば、働く父親だけが福島にとどまり母子は避難する、保養に出かける、という選択肢があるが、共働きでないと子育てができない場合、そのような選択肢はなく、たとえば工場労働などは、福島から離れて移住しようとしても次の雇用のあてがない状況のなかで、福島に釘付けされるようにして懸命に子育てをしている状況がある、とのこと。福島全体を重たい空気が覆いかぶさり、相当のストレスを抱えながらみんな生活していること。今後そのストレスが犯罪率の増加などにつながるのでは、との懸念があるとのことでした。また、「原発事故後の初期被曝の問題を見過ごすわけにはいかない」とも強調されていました。「現在の空間線量はそれほど高くないが、初期被曝でおよそ5年分の放射線を1ヶ月で受けたと考えると、これ以上少しでも上乗せするような被曝を子どもたちにさせたくない」とのことから、400m先にある体育館に移動する時ですらマイクロバスで移動しているそうです。

 原町教会でも、子どもを育てるという点で言えば、原町は比較的空間線量が低いが、すぐ隣には線量のものすごく高いところがあり安心できないこと。放射性物質の驚異に加えて、「これをしたら補償金が減るのではないか」「これをしたら補償額が増えるのではないか」ということでしか物事を考えなくなっていく大人たちの姿や、希望を失い退廃的になっていく大人たちの姿を見ながら子どもが育つことへの心配。原発や汚染の問題が人間関係を複雑で困難なものにしており、そのストレスが家庭で女性や子どもへの暴力という形で現れていること。麻薬が被災地に出回っているという噂があったが、実際に最近原町で麻薬所持の逮捕者が出たことなど・・・本当に口先だけの信仰ではなく、今まで大切だと言ってきたことをこの厳しい現実の中で実際に生きていくことができるのかが問われている、との言葉に身を糺される思いでした。

 未来への希望が見えない状況、閉じ込められているかのような閉塞感、ストレスによる暴力やアルコール・薬物依存の問題・・・福島で感じた現実は、実は私が学生時代に出入りしていた「釜ヶ崎」の状況と似ているのではないか、と思いはじめています。放射能汚染の現実と向き合い生きていこうとする時、チェルノブイリはもとより、釜ヶ崎をはじめとして、人の命と向かい合い、命を助け、命を守ろうとしてきた働きと、積み重ねられてきた経験に聞き、学んでいくことがもっと必要になるのではないでしょうか。わたしたちはひとりではありません。そこに希望があります。

 放射能汚染の問題の多くは政治の問題であり、粘り強く政治に働きかけることが大切です。それと同時に、共に課題に向かい合い、共に希望を探す交わりを、どう形作っていけるのか、それが私たちに問われているもう一つの課題なのだと思わされています。

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